~当院の無痛分娩~
無痛(和痛)とは、分娩時の様々な痛みに対して麻酔を使って痛みを和らげる分娩方法です。
当院では、無痛分娩で用いられるもっとも一般的な「硬膜外麻酔」を行なっています。
安全の観点から無痛分娩は原則、平日の日勤帯に制限させていただいております。
内容をご理解のうえ、ご検討ください。
~硬膜外麻酔とは?~
硬膜外麻酔は、背骨のところにある「硬膜外腔」というスペースに細く柔らかいカテーテルを挿入し、麻酔薬を注入します。
痛みの程度や分娩の進み具合により、麻酔薬の量や種類を調整します。
~メリットとデメリット~
メリット
・お産にともなう痛みが緩和される
・痛みのストレスが少なく、リラックスして出産にのぞむことができる
・分娩後の体力温存ができ、産後の回復も早い
デメリット
・麻酔により分娩時のいきみ感を感じにくくなるため、分娩にかかる時間が長引くことがある
・陣痛促進剤の使用や吸引分娩の割合がやや高くなる
・麻酔による合併症が起こる可能性がある
起こりうる合併症
血圧低下、頭痛、呼吸の苦しさ、尿意の低下、出血、発熱など
~無痛分娩の外来での流れ~
・妊娠22週以降の妊婦健診時
予診担当の助産師・看護師に無痛分娩を考えていることを伝える。
→院長より「硬膜外麻酔による無痛(和痛)分娩について」説明を受ける。
・妊娠37週まで
無痛分娩を希望される場合、同意書を提出する。
・妊娠38週の妊婦健診時
心電図検査を受ける。
・妊娠39週~
内診で分娩に向けた準備具合(子宮口の開大、柔らかさ、赤ちゃんの頭の位置など)を診ます。
基本的に自然の陣痛を待ちますが、内診やNSTの所見によっては入院日を決めることもあります。
~費用について~
処置費用70,000円が分娩費に加算されます。分娩の経過により、管理料などが加算される場合もあります。
詳しくは、説明時にお渡しする書類にてご確認ください。
~無痛分娩の実績~
2020年度 総分娩数521 無痛分娩数74
2021年度 総分娩数500 無痛分娩数73
2022年度 総分娩数449 無痛分娩数76
2023年度 総分娩数422 無痛分娩数98
2024年度 総分娩数400 無痛分娩数104
~無痛分娩が行えないケース~
以下の理由により無痛分娩の希望をお受けできないことがあります。
・血液凝固異常の合併症がある
・硬膜外にチューブを挿入することが手技的に難しい(高度の肥満や側弯症の手術後など)
・麻酔薬に対するアレルギー症状や強い副作用(頭痛・吐き気)がみられた
・麻酔の管理・監視が人員的に難しい(休日・夜間など)
・陣痛の間隔が短く、痛みにより適切な体位を取ることができない
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