子宮頸がん予防ワクチン

子宮頸がん(しきゅうけいがん)予防ワクチンは、発がん性HPVの中でも特に子宮頸がんの原因として最も多く報告されているHPV 16型とHPV 18型の感染を防ぐワクチンで、海外ではすでに100カ国以上で使用されています。
感染を防ぐために3回のワクチン接種で、発がん性HPVの感染から長期にわたってからだを守ることが可能です。 しかし、このワクチンは、すでに今感染しているHPVを排除したり、子宮頸部の前がん病変やがん細胞を治す効果はなく、あくまで接種後のHPV感染を防ぐものです。

子宮頸がんの予防接種費用が全額助成されます

◎対象・接種方法
中学1~3年生の女子
市町村から送付される受診券をお持ちください。
当院の接種日時
月、火、水、金曜日の 16:30~

◎当院で接種する場合のお願い
予約制となります。予約はお電話もしくはご来院頂いてお願いします。

2013年4月追記:
◎子宮頸がんの多くはHPV(ヒトパピローマウィルス)というウィルスの感染によって発症する病気です。近年20~30代での若い世代で急増しています。初期の段階では自覚症状がないことが多く、不正出血などの症状があって発見された時には子宮を摘出しなければならない(子供を産むことができない)残念なケースも見られます。このようなことにならないためには・・・

①HPVの感染を防ぐワクチンの接種
HPVには約100種類あり、このうち16型と18型が子宮頸がんから多く見つかるタイプで、日本人の子宮頸がん患者の約60%からこの2種類の発がん性HPVが見つかっています。
⇒子宮頸がんワクチンでこの2種類の発がん性HPVの感染を予防できます。

②定期的な子宮がん検診
ワクチンで防ぐことができるのはHPV16型、18型によるものだけで、このほかの発がん性HPVによる子宮がんを防ぐことはできません。また、ワクチンの予防効果も一定期間ですので20歳になったら定期的に子宮がん検診を受けることも大切です。

予防接種をおこない、発がん性HPVの感染を予防し、子宮がん検診で早期発見することで子宮を摘出しなければならないような残念なケースを防ぐことができます。

◎子宮頸がんワクチンには2種類あります。
2価ワクチン(サーバリックス) 4価ワクチン(ガーダシル)
・子宮頸がんの原因となるHPVのうち特に危険性が高いとされる16型・18型の感染を予防します。
・6ヶ月間に3回接種します。
(サーバリックス:初回、初回の1ヶ月後、初回の6ヶ月後)
(ガーダシル:初回、初回の2ヶ月後、初回の6ヶ月後)

・予防効果は最低4~6年はあるといわれています。(サーバリックス:6年~、ガーダシル:4年~)
2価ワクチン(サーバリックス)
十分な免疫を長期間保つ工夫がされています。また、頻度は少ないですが16型、18型以外の高リスク型のHPVにも効果があるといわれています。
4価ワクチン(ガーダシル)
16型・18型のほか、尖圭コンジローマという外性器にイボができる性病の原因となるHPV6型・11型に対する予防効果があります。

それぞれ特徴がありますがいずれのワクチンを接種した場合でも
★子宮がんで子宮を摘出するようなことにならないためには・・・
20歳を過ぎたら定期的に検診を受ける
★尖圭コンジロームなどの性病にならないためには・・・
性病(避妊など)についての正しい知識を持つ
ことが大切です。

当院では、患者様の希望するワクチンを接種しております。
途中で別のワクチンに変更することはできません。ご不明な点は医師、スタッフにお尋ねください。

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