栄養士おすすめ夏バテ対策ランチの紹介(2018.7.31昼食)

2018-08-01

当院管理栄養士のおすすめメニューの紹介です。
当院の食事に関してはこちらをご覧ください。

●夏バテにならないための食事って??
〈何よりもバランスのとれた食事を〉
 暑さによるストレスや睡眠不足、食欲低下による栄養不足、水分の過不足などが重なり、自律神経が乱れたり体力が低下して、だるさや疲れとなって表われます。
糖質やたんぱく質、ビタミン、ミネラル不足が大きな要因となっているため、食欲がなくても、少量でも栄養バランスのとれた食事を心がけることが大切です。

〈とくに注意したいビタミンB₁の不足〉
 夏バテは、おもにビタミンB₁不足によって起こります。のどごしのよい麺類や清涼飲料水などばかり摂りすぎると、エネルギーの転換に必要なビタミンB₁が不足します。
また、汗で失われたミネラルや、体力の回復に必要なたんぱく質も不充分です。そのため、夏バテ解消にはビタミンB₁を中心とした充分な栄養素の補給が重要です。
 さらに、ビタミンB₁の働きを高めるイオウ化合物や、暑さのストレスで消耗されやすいビタミンCも摂りましょう。そうめんには肉、魚、野菜などのおかずを加える、具や薬味をたっぷりにするなどの工夫をしましょう。

〈食材選びのポイント〉
 【たんぱく質】…体力の回復に必要
   魚介、肉、大豆・大豆製品 など
 【ビタミンB₁】…エネルギー転換に必要
   魚介、肉、豚肉、卵、大豆、豆、胚芽米、雑穀、そば など
 【ビタミンC】…暑さのストレスで消耗しやすい
   野菜、果物 など
 【イオウ化合物】…ビタミンB₁の働きを高める
   にんにく、にら、ねぎ など