栄養士おすすめランチの紹介(2019.7.12昼食)

2019-07-12

当院管理栄養士のおすすめメニューの紹介です。今回のメニューは「旬野菜たっぷりの洋風ランチ」です。
当院の食事に関してはこちらをご覧ください。

●ファイトケミカルという言葉をご存じですか?
ファイトケミカルとは植物が独自に作り出す化学成分で、色素や苦み、渋み、香りなどの形で現れます。ポリフェノールやリコピンなどのカロテノイド、硫黄化合物などがよく知られています。

必須栄養素ではないものの、体にとって良い作用をするため、健康を維持するためにはぜひ摂取したい重要な成分であることが明らかになっています。

●最も期待されている健康への効果は抗酸化力です。

抗酸化物質は生活習慣病の発症や老化を遅らせる働きをしています。本日はカロテン(カロチノイドの一種)やリコピンを多く含む人参、ミニトマト、赤ピーマンを使っての献立です。

旬の時期に収穫された野菜は、その野菜本来の特徴をしっかりもって育つため、栄養的にも優れています。

赤ピーマンの冷製スープのレシピ(1人分)

赤ピーマン(パプリカ)40g

玉ねぎ15g、ポテト20g、バター6g、水120cc、コンソメ1g、塩0.3g、こしょう少々、生クリーム5cc、イタリアンパセリ1葉

(したごしらえ)赤ピーマンは細切りに、玉ねぎは薄切りし、ポテトは3cm角に切る。

①鍋にバターを熱して、玉ねぎ、赤ピーマンはしんありするまで焦がさないように弱火で約15分炒める。

②ポテトを加え、さっと炒めて水とコンソメを入れ、野菜がやわらかくなるまで弱火で約15分煮る。

③火を止め、ミキサーでなめらかにつぶし混ぜる。冷蔵庫で冷やす。

④器に注ぎ、生クリームをまわしかけ、イタリアンパセリを浮かべる。